初代社長 葛西 俊彦のこだわり
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初代社長のこだわり
 
初代社長、葛西俊彦は戦時中、軍事工場での経験を生かし、自らの目と腕により、独学で馬具の飾り文字の技術を身につけ、昭和21年葛西工業所を創業した。 馬具の飾り
   
それから、現在の機械化に至るまで、ほとんどをハンマー・たがね、トタンばさみ、バフのみで、真鍮・洋銀文字等を仕上げまで一人でこなした。
新幹線も飛行機も普及していない時代に、営業は東京浅草まで及んだという。
馬具の飾り
   
やがて、日本の高度成長期時代を迎え自動車の普及、馬車の衰退とともに、馬具加工で修得したハンダ付けの技術を応用し、現在のチャンネル文字と呼ばれる看板製作に乗り出した。
研究心も人一倍で、プラスチックの曲げ加工や接着の仕方、成形加工等すべて独自で道具を作り、製品化した。
初代社長
   
生みの苦しみが多かったからこそ、作品が町に飾られたときの感動は大きい。
それがこの仕事のなによりの喜びだと語る。
文字も絵もすべて、他の看板・活字を見ながら独学で修得したのだ、と今でも自慢している。
初代社長と夫人
   
現在は道具も機械化され、文字・絵・図面などほとんどがコンピュータが仕事をこなす時代となり、創業時の技術は影を潜めている。 葛西金文字店
   
しかし、初代社長の"目と腕""職人の魂"は我が社のキャッチフレーズである「看板工房」「温故知新」として今でも生き続ける。
 
禅林街